朝起きてから【足が攣って】痛い!!!
こんにちわ!(^^)!
暮らしに寄り添う整体はまだやの「まさや」です!
今回の施術にお越しいただいたのは、
【背中のコリ】でお悩みの50代の女性。
長引く肩こり・腰痛を中心に足が攣ったりしているご様子。
特に朝起きてからが両方のアキレス腱を中心に強く攣る感じがあり、
階段を上り下りするのも大変な状態。
普段はYogaや接骨院に通いながら対症療法として対策をしていたようですが、
今回は娘さんのご紹介でご来店していただきました。
腰痛や足の攣りの原因は!?
今回のお客様は以前にクリニックで腰椎MRIをされた経緯がありました。
その際に「腰部脊柱管狭窄症」の診断をされて経過観察となったようです。
一般的に足のしびれ・感覚障害・攣り感があれば病院を受診することが多いのですが、
検査にて診断を受けても根本的には何も解決しません。
その理由が、
① 診断名は治療上で必要な通過点
② 経過観察で落ち着くのは「炎症」ぐらいしかない
③ 内服は万能薬ではない
などがあるからです。
順に説明していきますね^^
① 診断名は治療上で必要な通過点
以前勤めていた病院でもこういった事例は多数あったんですが、
「診断名」 = 「原因部位」
みたいな解釈です。
一般的に診断は医師のみが行います。
この診断を元にあらゆる治療計画・方針が決定されていきます。
しかし、それはあくまでも「症状を総称した呼び名」でしかありません。
そしてその診断名に至る経緯にある程度のパターンは存在しますが、
決して全員が同じというわけではありません。
そのため最も大切なことは、
「診断名」に一喜一憂せずにその後の「治療計画」がどうなっているかです。
この点があやふやになってしまうと、
「私のしびれの原因は〇〇症なのね^^」
「僕の足が攣るのは〇〇ヘルニアが原因だったのか!」
みたいな感じで終わってしまいます。
② 経過観察で落ち着くのは「炎症」ぐらいしかない
医療機関では行われる対応は主に、
- 経過観察
- 内服・注射での保存加療
- リハビリ
- 外科的処置
その他にも診療科・医師・リハビリの状況に応じて細かな対応策があります。
この時に注意しておかなきゃいけないのが、
- 医師も一人の人間でしかない
- 医療機関も経営的な判断がある
- 医者以外にも専門家は沢山いる
ということです。
人が判断する以上はその答えが全て正解とは限りません。
全力で熱心に対応したとしても知識・技術・経験は人それぞれです。
そして、間違いなく得意・不得意な分野だったり好き・嫌いがあります。
そういった背景を踏まえて考えた時に、
炎症以外での積極的な「経過観察」は僕はあまり必要性を感じていません。
身体にはいろいろな組織があって様々な病態があるので、
それらをすべてを加味した上で合理的な判断をしていきます。
そのため、一側面しか診ていない診療は片手落ちな状況になるので、
あくまでも医師・セラピストの経験・関心による答えであることが多いんです。
③ 内服は万能薬ではない
脊柱狭窄症・ヘルニアなどの脊髄にトラブルを引き起こす疾患に対して、
「血流を促す」タイプの内服が処方されることがあります。
正直なところ、病院時代から数多くの患者さんのお話を聞いてきましたが
効果のあった事例はわずか数%程度です。
これは決して内服に効果がないのではなくて、
症状に至った「病態」が違うからです。
この病態を踏まえて適切な治療を選択しなければ決して効果は出ません。
この見極めが最も大切なプロセスであり、
決して診断名だけで決める事ではないんです。
腰痛は足の攣りに関係する神経の病態は!?
では神経には一体どのような病態があるのでしょうか???
ここでは主に3つをご紹介していきます。
① 神経の伸張
筋肉は柔軟性が高く適度に伸びますが、神経はわずか「1.3倍」しか伸びることができません。
そのため、ある一か所に対して過剰に伸ばされることで、
「痛み」「しびれ」「感覚障害」などが生じます。
しかし、その伸ばされた状態を緩めることで症状は緩和するため、
「症状が楽な姿勢・動き」などがあることが多いです。
例 )
- 座っていたらしんどいけど、寝たら楽
- 背中を伸ばすとしんどいけど、曲げると楽
- 歩くとしんどいけど、止まると楽
② 神経の圧迫
神経が身体のどこかで圧迫をされた状態を指します。
一般的に「痛み」「しびれ」「筋力低下」「感覚麻痺」などが生じます。
持続的な圧迫により神経を正常に保つための血流が阻害されることで、
時間経過とともに症状が増悪していくことが多いです。
③ 神経の牽引
神経が2点以上で圧迫され、その2点の間で持続的に伸張されている状態を指します。
その結果、「痛み」「しびれ」「攣り感(コリ)」が生じます。
さらに、圧迫と違って色々な部位に症状を出すことが多いです。
こういったいくつもの特徴を踏まえると、
内服によって血流を促す治療法は「阻血」状態を呈する
「圧迫」に対してのみ有効な場合がほとんどです。
今回のお客様は起床後の「足の攣り感」を強く訴えていましたので、
神経のへの過度な「牽引」が加わっているのではないかと思いました。
身体のどこに圧迫点がある???
神経の牽引が原因だとすれば、
身体のどこかに2点以上の圧迫点を見つけなくてなりません。
今回のお客様では、
- 胃・十二指腸
- 左ふくらはぎの筋膜
の2点を中心に圧迫点がありました。
この2点を丁寧に緩めることで神経への圧迫を解放して、
持続的な牽引の軽減による「足の攣り感」の軽減を図っていきました。
症状が落ち着くまでの経過は人それぞれで
その場で回復する方もいらっしゃれば、翌日以降の方もいます。
今回は特に朝起きた際に症状を感じることが多いので、
明日以降も情報交換をしながら経過観察をしていくことでしっかりとしたケアをしていきます^^
まとめ
神経由来のトラブルを抱えている方は非常に多くいます。
その病態を的確にとらえて原因部位を特するは医療機関での検査はもちろん、
お身体への細かな問診・観察が必要になります。
はまだやではそういった細かな部分までしっかりとケアをしていきますので、
お悩みのお方は気軽にご相談ください^^
【「暮らしに寄り添う整体はまだや 施術」の施術希望の方へ】
一般の方々向けLINE@
「カラダ」に対する無料相談を随時受け付けていますので、気軽にご連絡下さい!(^^)!
下記画像をタップ!