あなたの腰痛は本当に椎間板ヘルニアなの!?
こんにちわ!
「暮らしに寄り添う整体はまだや」のまさやです!(^^)!
今回も「前屈動作」での腰痛に長年悩まれている20代の男性についてお伝えしていきます。
やっぱり前屈動作で痛い人って多いんですよね!
以前のブログで「Red flag sign」についてお伝えしました。
まだ読まれていない方はコチラからどうぞ↓
いわゆる「Red flag sign」とは、腰椎周辺にある「組織損傷・合併症の疑い」のことです。
つまり「特異的腰痛」と呼ばれるもので、
● 腰椎椎間板ヘルニア
● 腰部脊柱管狭窄症
● 腰椎圧迫骨折
● 感染性脊椎炎
● 癌の脊椎転移
● 大動脈瘤
● 尿管結石
● 腎盂腎炎・腎嚢胞
などがあります。
多くの方が腰痛になると、
第一選択として「病院受診」することがほとんどです。
この時、彼は「腰椎椎間板ヘルニアの疑い」かもと診断されたようです。
【腰椎椎間板ヘルニアとは?】
腰椎と腰椎の間にはクッションの役割をする「椎間板」があります。
この椎間板が「老化」や「激しい運動」などが原因でひびが入り、
椎間板内の髄核というゼリー状の組織が一部飛び出して「神経を圧迫する」病態。
神経の圧迫により、お尻~脚にかけての「シビレ・脱力感」などを生じることがある。
特に、前屈動作や腰を捻る(回旋)する動きによって、
椎間板に負担がかかってしまうい怪我に至ることがあります。
彼も水泳というアクロバットな動きによって、
負担が加わっていた可能性があります。
しかし、シビレ・脱力感はなく、
画像所見でも「これだ!」ってほどの様子もない。
だから、とりあえずの診断として「疑い」って言ってるんですよね。
実際に多くの文献で、
「画像所見と腰痛」の関連性について否定的な意見もあります。
つまり、
● 画像所見陽性 = 腰痛あり
● 画像所見陰性 = 腰痛なし
という図式が成り立たないということです。
実際に過去に病院で担当した80代の男性は、
画像所見では手術適応レベルのヘルニアでしたが、
身体には何も症状は出ていなかった人もいました。
確かに、レントゲン・MRI・CTなどの画像検査は、
とても有意義な検査法です。
しかし、問診・身体観察などの結果で「特異的腰痛」が疑わしく、
「鑑別診断」としての必要最低限な検査であるべきです。
医師は、「病気を診断」するために必要な知識・技術を高く持っている職業です。
理学療法士は、動きの観察、関節や筋力検査などの様々な方法で「状態」を診る職業です。
腰痛の場合では、
● 特異的腰痛(約15%) = 医師
● 非特異的腰痛(約85%) = 理学療法士(その他のセラピスト)
が協力することで初めて腰痛の細かな状態を診ることができると思います。
みなさんもぜひ画像所見だけでなく、身体観察をしっかりとしてもらって下さいね!(^^)!
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