「腰の曲がり方」が変われば「腰痛」は変わる
こんにちわ!
「暮らしに寄り添う整体 はまだや」のまさやです!(^^)!
今回のお客様は50代女性の方。
美容関係のお仕事を毎日一生懸命しているけど、
「お腰が痛くてしんどい(-_-)」と言われ、ご来店いただきました。
美容関係の方々って腰痛がめちゃくちゃ多い。
立ち仕事に加えて、シャンプーなどの施術では屈んだままでずっと作業をしなくちゃいけない。
内容的に屈まないとできない作業だから、腰痛があってもしょうがなく続けている。
だから、慢性化して身体がバキバキ。
そんな人ですね。
休みの日にマッサージ・鍼へ通っていて症状は軽くなるけど、
結局は「作業姿勢」や「身体の状態」に変化がないので症状が元通り。
だから、休みの日にまたいつものお店に通うの繰り返し。
「何のために仕事してお給料もらってるか分かんない(-_-)」
本当そうですよね!
やりがいがあってお仕事をしていても、
それで身体を壊してつらい思いしてやる仕事って、
きっと楽しくありませんよね。
腰痛の症状を良くするんじゃなくて、
「やりがいある仕事の楽しみを取り戻す」ことを目標にしていく。
そういう考え方ができないと、お客様は本当の意味で満足できませんからね!(^^)!
さて、今回の腰痛はどういった特徴があったのかをご紹介していきます。
特徴としては大きく分けて2つ。
● 中腰(前屈み:前屈動作)で痛い
● 身体を捻る(回旋動作)と痛い
です。
この2つは本当によく診る特徴ですね。
ここで簡単に「背骨」の特徴についてお伝えして「腰痛との関係性」を紐解いていきます。
背骨の特徴とは?
背骨は大きく分けて3つのエリアに分かれ、それぞれ特徴があります。
それぞれの骨の形から、役割に違いが生まれます。
逆に、その骨の動きが悪くなることで、どこかの骨が過剰に動かなくちゃいけないこともしばしば。
例えば、前屈動作で考えてみます。
① 前屈パターン:滑らかなカーブ
= 胸椎・腰椎ともにしっかりと曲がっており、全体的に滑らかなカーブを描いている
② 前屈パターン:異常なカーブ
= 胸椎が曲がらずにまっすぐとなっており、胸椎~腰椎の移行部分が過剰に曲がっている。
この2つの前屈動作の違いは、「胸椎の曲がり具合」です。
腰痛症を持っている方の特徴的なパターンとして、
胸椎がまっすぐになっているのを、「腰椎が過剰に曲がる」ことで補っていることがあります。
腰椎は本来の曲がる角度よりも過剰に動いているため、
関節に負担がかかったり、
筋肉が過剰に伸ばされるのを防ぐように硬くなったり、
筋膜が過剰に伸びてしまいます。
その結果、腰痛が起きちゃうんです。
こういった腰痛をお持ちの方には、しっかりと「胸椎の動き」を引き出してあげることが大切。
施術や運動指導を通してしっかりと動きを引き出すことができれば、
腰椎の過剰な曲がりが軽減されて腰痛が落ち着いてきます。
本日もブログをご覧いただきありがとうございました!(^^)!